2017年8月10日木曜日

ギターとの戯れ

また、ギターのお話しになります。

実は「死ぬまでに弾きたかった曲」ってなにかと申しますと、

J.S.Bach  Partita No.2 for solo Violin  BWV1004 の中の
Chaccone

という曲です(ちなみにこれは6弦ギターでの編曲です)。
もちろんお題にありますとおり、原曲はギター曲ではありません。
その昔、ギターの神様が編曲してくださったのですね。
当時の評判は芳しくなかったと聞いておりますが、今(もう20〜30年前から)では
重要なギター演奏のレパートリーの一つとなりました。

筆者のような遊び半分でやっている者にとっては大変な難曲です。
ただ、様々な先達が編曲をしており、編曲毎に結構難易度が異なると感じます。
筆者が選んだ編曲はKarl Scheitという有名な方のものです。
(その後、筆者の知人がご本人に会ったことがあるとか‥を知ることとなりました。
昨今の一方的な知り合いではありますが‥)

音が少なめで弾き易いであろうという、安易な素人考えで選びました。

とにかく長い曲です。繰り返しもなく258小節(!?)もあり、筆者の演奏では
おそらく20分近くになるのではなかろうかと。
筆者には難しい音楽的なことを解説することはできませんが、いわゆる
テーマが何回も形を変えて登場する変奏曲の部類に入ると伺っております。

実際に弾いてみると似たような左手の運指が登場しますので、なるほどと
理解した次第です。


で、状況は?と申しますと、もちろん

「人様にはお聴かせできません」


よく、他の方に聴いていただく機会を目標にと言われますが、
筆者の場合、そもそも他人様の前で弾くのが嫌いなのです。

一人で弾いて、自分なりに満足できればそれでよいのです。

「終わりの始まり」を迎えないために。


(実は昨日、初めて録音(録画)してみたのですが、一人の方を除いて、
一切見ていただいておりません。断固秘密です)


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